【漫画レビュー】『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』読んでみたら笑えてキュンとした!

漫画レビュー
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こんにちは!今回は、
『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』 をご紹介します。

「悪役令嬢もの=ドロドロ」なイメージを持っている方もいるかもですが、これは真逆!

笑えるシーンが多くて、むしろラブコメ要素たっぷり!


どんなお話?(ざっくりあらすじ)

物語の主人公は、なんでもできちゃう超優秀な王太子・セシル。
そんな彼が婚約したお相手は、侯爵令嬢のバーティア。
ところが彼女は突然こんなことを言い出します。

「殿下!私は“悪役令嬢”ですの!!」

なんと前世の記憶があって、この世界が乙女ゲームの舞台だと信じているお嬢様だったのです。
しかも「悪役として婚約破棄されるのが目標」なんて宣言しますが、やることなすこと空回り。

でもそんな彼女を見ているうちに、セシルの日常はだんだん退屈じゃなくなっていきます。
…そして気づけば「観察」どころじゃなくなっていくんですよね。


巻ごとの見どころ(ネタバレなし)

1巻

頭脳明晰で何でもできる王太子セシル。
退屈気味な日々を送っていた彼の前に現れた婚約者・バーティアは、開口一番こう言い放ちます。
「セシル殿下! 私は“悪役令嬢”ですの!!」
なんと彼女は前世の記憶を持ち、この世界が乙女ゲームだと信じているお嬢様。
自ら悪役になろうと奔走する姿に、セシルは思わず興味を惹かれていきます。

2巻

「婚約破棄される立派な悪役」を目指し、空回りしながらも奮闘するバーティア。
そんな彼女を面白がって観察していたセシルですが、
ヒロイン役の存在に彼女がやきもきする姿を目の当たりにし、
心の中に変化が芽生えていきます。

3巻

ヒロインとの直接対決を宣言したバーティア。
しかしその直後、謎の事故に巻き込まれてしまい……!?
セシルとバーティアの関係にも大きな波が訪れます。

4巻

学院生活のクライマックス、卒業パーティー。
セシルがバーティアにまさかの公開プロポーズ!
そこにヒロインが割って入り、物語はさらに大きく動き出します。

5巻

光の精霊によって乙女ゲームそっくりの世界に囚われたセシル。
けれど彼は自らの手で運命を切り拓き、「ティアを幸せにする」と誓うのです。

6巻(完結)

結婚準備を進める二人。
セシルは「命が尽きても愛し続ける」と誓い、
バーティアはついに“世界一幸せな花嫁”に――。
にぎやかで甘い結末に胸がいっぱいになります。

番外編

バーティアと弟・アネスのとある一日のお話。おまけにカラー漫画も収録。
全17ページ収録


読んでみた感想

バーティアの一生懸命すぎるドタバタっぷりと、
セシルの冷静だけど優しい観察視点が絶妙で、気づけばページをめくる手が止まらない!
「悪役令嬢もの」は数あれど、この作品は本当に“明るくて愛おしい”お話でした。

それに完結済みだから、一気読みできるのも嬉しいポイント。
ちょっと疲れたときの気分転換にもおすすめです。


続編もあります♪

本編のあとには、二人の結婚後を描いた『自称悪役令嬢な妻の観察記録。』という続編も出ています。


まずは婚約者編を読んでから進むのがベスト


まとめ

  • 悪役令嬢ものなのにコミカルで明るい
  • 王太子セシルの溺愛ぶりが最高
  • 6巻でスッキリ完結、読みやすい

「笑えてキュンとしたい!」という方にぴったりの一冊です。

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